深まりゆく里山の秋
林道で見た木の実と里山のリンドウ(竜胆)などです![]()

宜しかったら音楽を聞きながらご覧になってください♫
詩人と私-フランクミルズ![]()
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木の実いろいろ
お花はあまり目立ちませんが実は綺麗で目に留まります![]()

①メギ(目木) メギ科 落葉低木
別名コトリトマラズ、コトリスワラズ
鋭い刺が枝に多いところからつけられた名前です。
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②アクシバ(灰汁柴) ツツジ科 落葉低木
枝が緑色で丈が低い雑木であることから
青木柴(アオキシバ)と呼ばれていたものが訛って変わったものです。
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③サルトリイバラ(猿捕茨) サルトイバラ科
つる性落葉低木
名前の由来は、棘のある茎を伸ばし、
そこに猿が追い込まれ捕まってしまうという意味からだそうです。
別 名サンキライ(山帰来の名前はクリスマスリースなどで有名です)![イメージ 27]()
また、関西以西では、
大きく育った葉を使って餅や団子を包む習慣があり
こちらではイバラ餅とよばれていて私の好物です![]()
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④アオツヅラフジ(青葛藤) ツヅラフジ科
つる性落葉木本
ぶどうに似ていますが
全体にアルカロイドを含むので食べないほうがよいとのことです。
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⑤ムラサキシキブ(紫式部) クマツヅラ科
落葉低木
ムラサキシキブとコムラサキはよく似ています。
ムラサキシキブは果実が葉の付け根あたりに付くのに対し、
コムラサキは葉の付け根からやや離れた場所に付きます。
ぱっと見て弓状に枝をしならせて重そうに果実をびっしりつけているのが
コムラサキと思って間違いないと思いますが(^^ゞ![イメージ 10]()
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草の実![]()

①カラスウリ(烏瓜) ウリ科 つる性の多年草
カラスウリ(烏瓜)」の花は白いレースの様な花ですが夜に咲くため
あまりなじみがありません。
私も今年初めて家の近くで白い花に出会いました。
秋になると、青い実がこのように赤く熟れます。![イメージ 12]()
②マムシグサ(蝮草) サトイモ科の多年草
マムシグサは全草に毒があります。![イメージ 13]()
リンドウの秋空に映える濃い青紫色の花は
野趣、美しさ、可愛らしさなどを兼ね備えた日本人の心に響く
古くから親しまれてきた野草です。
①リンドウ(竜胆) リンドウ科の多年草
リンドウの仲間はおよそ400種類、日本にはそのうち
およそ18種が分布しています。
切り花向きや鉢植え向きに改良された品種もありますので
実際には亜種変種など含めて
もっとたくさんの仲間があるといわれています。![イメージ 15]()
リンドウ類は冬に茎葉が枯れる宿根草タイプ、
枯れない常緑タイプ、
冬を越して花後に株自体が枯れる越年草タイプなどがあります。
漢名を龍胆(りうたむ)といいますが、
この名前が変化してリンドウになったと言われています。
龍の胆とは変わった名前ですが、
龍の胆とは変わった名前ですが、
リンドウは強烈な苦味がありそれを龍の肝に見立てて名前が付いたと
いわれています。
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そのほか・・・
②フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナヤスリ科
フユノハナワラビは日本全国に分布するシダ植物。
フユノハナワラビは日本全国に分布するシダ植物。
名前は冬に葉を出し、花のような胞子葉をつける
ワラビに似たシダの意味です。
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③センブリ(千振) リンドウ科
この自生地は年々先細って寂しい限りです。今回はやっと一株![]()

センブリはドクダミやゲンノショウコとあわせて三大民間薬と呼ばれたほど
有名な薬草です。
当薬の名で市販され今も消費されています。
昔は絶滅なんて考えずに採り続けたのでしょう![]()

最後に
左、アキチョウジ(秋丁子)の花と
右が終わった後のガク
このガクの中に果実ができます。
ところで今が旬の果物のひとつ柿は今年豊作のようですね![]()

親戚から頂いた渋柿の江戸柿です。
大きな柿でしょ!
この江戸柿は奈良県吉野郡の特産だそうですが、
生産量のほとんどが京都市中央卸売市場で取引されています。
江戸柿を京都独特のガスを利用した手法で熟し、
渋みを抜いたものが代白柿(だいしろかき)です。
代白柿は京都の特産品です。
我が家ではヘタを下にして柔らかくなるまで「熟し」にします。
半分に割ってスプーンですくっていただくと甘くてとても美味です![]()

今年は豊作だったそうで60個いただいてきました。
皮をむいて、初干し柿に挑戦です![]()

最後までご覧いただいてありがとうございます(*^^*)