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Channel: 移ろう季節と共に♪
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雨上がりの散策・・・・

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数日前ですが・・・
午後から雨の予報が当たって本降りになりました。
午前中、
少しは歩かないとと近くの深泥池の池の周りを歩いてきました
画像は少し大きくして見ていただけます

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鹿除けのネットや注意書きなど以前は無かったのですが・・・
木の新芽があちこちで食べられています
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深泥池は貴重な生態系を持つ池ですが京都の市街地にあります
14万年前の氷河期から湿地として存在し
面積9ヘクタール、周囲が1.5キロの小さな池ですので
一周してもしれています。
1988年に「深泥池生物群集」として国の天然記念物に指定されました。
その後京都市が文化庁から買い下げ、
環境保全の取り組みが市民団体などによって守られています。
なお深泥ヶ池の読み方ですが、
ミゾロガイケともミドロガイケともいいます。

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➀シロバナカキツバタ「白花杜若」
アヤメ科アヤメ属
この時期、深泥池には白花のカキツバタがまとまって咲いています。
カキツバタは湿地や池水に野生している多年草で
この白花も野生種です。
岸近くのミツガシワの群生の中に自生しているカキツバタは
見ごろを過ぎていました。
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花びらは真っ白ですが、花芯部分は
薄い青紫です。 咲き進むと色が薄くなるようですが・・・
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岸から200メートルくらいの浮島の中にも点在しています。
私のお気に入りの眺めです
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②日本三大カキツバタ自生地の一つ、
大田神社東側にある「大田の沢」は深泥池から車で1、2分、
ここは紫のカキツバタですがちょっと覗いてきました・・・
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ここも最盛期は過ぎていましたので金網からちらっと
撮影させてもらいました、すみません

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車で少し足を延ばしてお隣の大津市へコクラン「黒蘭」の様子を
見に行ってきました。
コクランはまだ花芽がありません。六月初めごろの
開花になりそうです。
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何時もはコクランの自生しているとこから奥へは入らないのですが
今回、倒木など搔き分け先へ進んでみると目の前に
ギンラン「銀蘭」が咲いてました。
花の少ないものなど五本くらいぽつぽと見つかりました

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③ギンラン「銀蘭」
ラン科 キンラン属
鹿の食害も有るようで京都府は絶滅危惧種になりました。
ここ滋賀県は希少種です。
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花は全開はせずに半開きのまま終わります。
もう少し花が開いてくれていると良かったんですがおちょぼ口です
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キンランと同じように持ち帰って庭に植えたり、鉢植えにしても
育ちません。
この場所が将来開発されないことを願うばかりです。

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ギンランのところから日当たりのいい休耕田に出ました。

④ハハコグサ「母子草」
キク科ハハコグサ属
春の七草のひとつオギョウ(ゴギョウ)はこのハハコグサのことです。
黄色い小さな花が固まって咲いています。
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こちらは
⑤ニワゼキショウ「庭石菖」
アヤメ科ニワゼキショウ属
アメリカからのの帰化植物ですが可憐な花は人気者です。
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同じ大津市にある神社の裏手の小高い山のあちこちに常緑低木の
アリドオシ有るのですが丁度白い花が満開でした。

⑥アリドオシ「蟻通し」
アカネ科アリドオシ属
別名をイチリョウ「一両」とも言われ葉の脇に白い小さな花を
1、2輪ずつつけます。
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花の長さは1センチくらいの筒状で
花後に径5ミリくらいの赤い実が成ります。
良く似た実で地面を這うツルアリドオシは草本です。

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⑦コゴメウツギ「小米空木」
バラ科コゴメウツギ属
「○○ウツギ」と付く仲間では唯一のバラ科の落葉低木で普通に見られる
ウツギです。
花は径5ミリほどと小さく、
白い花びらは5枚ですが、ガク片5枚も白く10弁花に見えます     
小さな花を、砕けた米粒に見立てたのが名前の由来です。
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ウツギは五月を代表する樹木ですが種類も多く
見極めが難しいです。
写真が多くなってすみません、見ていてだいてありがとうこざいます_(._.)_

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