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Channel: 移ろう季節と共に♪
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京都の節分草♪

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今庭に雪が積もり始めています。
このまま降り続けると明日の朝は久しぶりの積雪です

所用でばたばたとしているうちにもう三月になってしまいました
散策に出かけられる時間が限られていますので
しばらく記事やご訪問がとぎれとぎれになるかもしれませんが
今月も宜しくお願い致します。
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京都府南丹市日吉町に節分草の自生地があります。
先週の土曜日の朝は雪こそ降らなかったのですが氷点下4度と厳しい寒さの中
花が咲いてくれていてほっとしました
 節分草は集落の中の個人の方が所有されている栗園内の急斜面に群生しています。
大学の先生によって発見されるまで
咲いて当たり前の花と見過ごされていた山野草です。
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絶滅が危惧されている節分草ですが
地元の京都に自生していることがわかったのが三年前、ほんとに嬉しいです
中には入れませんので群生の様子を望遠で

こちらの節分草は
葯(ヤク)の色が紫ではなく白で
ソシンセツブンソウ(素心節分草)
と呼ばれています。
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セツブンソウ(節分草)は
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草です。
春先に開花し夏まで葉をつけると、地上部は枯れてしまいます。
あとは林の中などの地中で過ごす野の花を総称して
スプリング・エフェメラル Spring Ephemeral と呼ばれています。
春の儚い植物、一般に春の妖精と訳されています。

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背丈は10センチほど、
小さな1円玉くらいの白い花を一輪咲かせますが
このように一面に並んでいることが多くとても可愛らしく見えます。
群生しているこの場所は三ヶ月くらいは全く日が当たらないのですが
間接的な光で明るく、元気に開花していました。

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白い花びらのように見えるのはがく片
おしべの周りにある黄色い部分が花びらで蜜腺になっています。
葯が淡い青色もありました。
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毒草ですので鹿は食べないと思いますが乱開発などで数は減少の一途です。
盗掘されることのないようこれからも地域の皆さんの見守りで
後々まで残していただけたらと思います。

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世界遺産二条城のお濠の周りにピラカンサ生垣が有ります。
目的の鳥さんはまだ来てないようで確認できなかったのですが・・・
お馴染みのヒヨドリ(鵯)
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以下金網越しに・・・
ツグミ (鶫)
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イカル(鵤)
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この鳥は初めてで名前がわからなかったのですが
「太い黄色いクチバシの鳥」で検索して名前が分かりました
枯葉をのけて虫を探しているようでした。
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ブログのお友達から
澄んだ声が綺麗と教えていただいたので又覗いてきます

おまけです。帰りの道すがら・・・
フキノトウ (蕗の薹)
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日向ぼっこのヒドリガモ(緋鳥鴨)など・・
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最後までお付き合いいただいてありがとうございます(*^^*)


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